アイキャッチ画像出典:シマノ
シマノ SLX BFSのインプレ・評価を紹介します。
シマノ SLX BFSはスコーピオンBFSの下位モデルですが、性能が良く安いと評判になっています。
ブラックバスはもちろんの事、どっちかというと渓流ベイトフィネスでトラウトを狙ってる人に人気が出そうな機種となっています。
スコーピオンも十分安くて性能が良いBFSリールですが、更に値段が抑えられたSLX BFSによって、これから渓流ベイトフィネスを始める人も多くなりそうですね。
16アルデバランBFSまではさすがに手が届かない、スコーピオンBFSよりももっと安いベイトフィネスリールが欲しい人や、ベイトフィネス入門機としてシマノ SLX BFSは最適です。
ボールベアリングの数が他の機種と比べて少ないですがキャスト性能に関しては上位機種とさほど変わらない性能ともっぱらの評判です。
SLX BFSのインプレ・評価
良い評価
- これがあればスピニングリールは要りません
- まさしくベイトフィネス入門機
- 全然バックラッシュしないし使いやすい
- この値段でこの投げやすさは素晴らしい
- ABUのロキサーニよりもSLX BFSの方が良い
悪い評価
- デザインが好きじゃない
SLX BFSはベイトフィネスで渓流トラウトでも使える
SLX BFSはベイトフィネスで渓流トラウトでも使えるので人気が出ています。
今までは渓流ベイトフィネスリールでシマノならカルカッタコンクエストBFS、16アルデバランBFS、スコーピオンBFSの3種類でしたが、SLX BFSの登場で更に選択肢が増えました。
なるべく安い渓流ベイトフィネスリールにしたいならSLX BFS一択でしょう。
値段が安い渓流ベイトフィネスリールの比較対象となるのはスコーピオンBFSです。
スペック的にギア比、最大ドラグ力、スプール寸法、糸巻き量、最大巻上長、ハンドル長まで全く一緒です。
スコーピオンBFSとSLX BFSで違いがあるのは自重とベアリング数です。
自重は5グラムしか差がなく、ボールベアリング数はSLX BFSが2個少ないくらい。
この差だけで価格差が定価で11000円にもなるのは驚愕ですが、ベイトフィネスを身近にするハイコストパフォーマーという売り文句は伊達じゃないですね。
渓流ベイトフィネスでトラウトを狙う場合は、ギア比8.2のXG(エクストラハイギア)モデルを選択して下さい。
流れのあるポイントでアップやアップクロスで攻める場合はハイギアの方が快適に釣りができます。
SLX BFSはPEラインが使える?
SLX BFSはPEラインが使えます。
公式ページにはフロロカーボンラインの糸巻き量しか記載されていないのでPEラインが使えるか不安になるかもしれませんが普通に使えるので安心してください。
バス釣りだと8ポンドフロロカーボンラインを50メーター巻くというのが基本となっていますが、渓流ベイトフィネスの場合はPE0.4~0.6号を30メーター巻いて使うというのが一般的です。
細いPEラインは傷みやすいので3~4回の釣行もしくは1~2ヶ月で巻き替えるのがおすすめです。
PEラインは150メーターで販売されているので30メーター毎に巻きかえれば5回分はあります。
コストパフォーマンスが抜群ですが、細いPEラインに傷が入っているといきなり切れてラインブレイクするのでちょっとでも傷が入ったと思ったら巻き替えるのがおすすめです。
ちなみにこれは渓流ベイトフィネスを世に広めた故本山博之さんが提唱していた事の受け売りです。
SLX BFS ベアリングをカスタム
SLX BFSでベアリングをカスタムできる箇所は3箇所です。
- スプールベアリング関係
- ウォームシャフト
- ハンドルノブ
スプール関係のベアリングをヘッジホッグ社のかっ飛びキット【730&730】に交換が可能です。
ウォームシャフトの白いプラスチックカラーであるブッシュをボールベアリングに交換でき、巻き心地が軽くスムーズになります。
SLX BFSのハンドルノブもボールベアリングが入っておらず白いプラスチックのブッシュが使われているのですが、これをボールベアリングに変える事が可能です。
ウォームシャフトのベアリング交換はSLX BFSをかなり分解しないといけないので初心者にはおすすめできません。
ハンドルノブのボールベアリング交換は簡単なのでおすすめです。
スプールベアリングは交換せずとも十分な性能を持っているので、1グラム以下を更にストレスなくキャストしたいといった場合以外はやらなくても良いでしょう。
SLX BFSのロッドは何が良い?
SLX BFSのロッドは何が良いかですがベイトフィネスロッドなら何でもOKです。
シマノが良い場合
バス釣りならゾディアスシリーズがおすすめです。
渓流ベイトフィネスをやるならトラウトワン NSのB47LやB50ULですね。
ただ、ロッドは本当に好きな物を使った方が良いと思います。
メジャークラフトのスイッチスタイルパックロッドのファインテール ftx-b46/505ulが人気があって売れてますね。
他にもパックロッドが注目されていて激安で人気がめちゃくちゃ出てるのがアブガルシアから発売されているズームサファリシリーズです。
ズームサファリ ベイトについての詳細は下記を御覧ください。
おしゃれなデザインで価格も一万円前後なので今かなり人気があります。
まとめ
ベイトフィネスが登場してからもう10年以上経つんですかね。
当時はバスプロの沢村幸宏さんが手掛けたKTFが7万超えとかしてても飛ぶように売れていました。
当時はベイトフィネスなんていらないとか色々と言われてましたがすっかり定着しましたね。
そして道具の進化は本当に恐ろしくてSLX BFSの性能と価格で入門機とか今からベイトフィネスを始める人は本当に恵まれていると思います。
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